“最強”に相応しいグレードがCB伝説をさらに高みへ押し上げる!
長年ビッグネイキッドの世界をけん引してきたCB1300に上級バージョンのSPが加わっているのはご存知でしょうか?
主な変更内容はフロント・リヤに専用セッティングを施したオーリンズ製のサスペンションを導入。フロントブレーキキャリパーにラジアルマウントのブレンボ製のモノブロックキャリパーを採用。同時にマスターシリンダー径やブレーキホース剛性も最適化されています。足回りの変更により、車高がやや引き上げられ、シート高は780mmから790mmとなっています。伸長170cmのライダーの場合、両足かかとべったりだったものが僅かに浮く程度なので、問題はないでしょう。
前後ともオーリンズのサスペンションにブレンボのキャリパーの組み合わせは、ある意味定番といえるカスタマイズ。
価格設定についてはHondaだからできる価格設定ですね。
市販品のオーリンズであれば、CB1300SF用フロントフォークが30万前後、リヤショックが20万前後、ブレンボキャリパーは11万前後。これらの部品を揃えるだけで、60万近い価格となり、更に工賃が加わる。車体価格STDが約152万、SPが189万円と価格差は約40万円。「激安設定」です。
スタンダードの基本特性は当然ながら、公道走行をメインとして想定し、様々な気象・道路条件・様々なライダーが乗っても常に快適に走れる設定になっており、フロントサスペンションが柔らかめ、ブレーキングではなくアクセルのオン/オフのみで十分なピッチングが得られるストローク特性を持ち、リヤに対しては、2人乗りを考慮したバネレート設定のため、初期はやわらかく奥が硬い仕様。ワインディングやサーキット走行時は調整をした方が、走りやすいと思います。
SPは乗車時の姿勢変化が少なく、少々荒っぽい操作でアクセルを閉じてもフロントフォークは適度なピッチングモーションで沈みこんでくれる。そのため、車体がバランスを崩すことはない。
コーナーリングでは、顕著なバンク角の違いがでます。スタンダードでは、ペースアップする間もなく、センタースタンドを擦ってしまい、これを支点として車体全体が浮き上がってリヤグリップを失ってしまうため、スピードを上げることが難しいのですが、SPは更にそこから寝かすことが可能。その分ブレーキング、バンキング、立ち上がりまで余力が残ってます。
スタンダードかSPで迷われているようであれば、SPをおススメいたします。
ホンダドリーム仙台六丁の目には試乗車もございますので、お気軽にご来店お待ちしております。