開発ストーリー

サーキットでのパフォーマンスを最優先とする。誕生以来、一般道での操りやすさを標榜してきたCBRは、ここで、新たな高みへと踏み出す。

”Total Control”というこれまでのコンセプトワードには、for the Trackの3語が新たに加えられた。

『新型FIREBLADEは、動的性能評価をサーキットで行い、純粋なレーシングマシンを作るように取り組んでいる。』

目指したのは、圧倒的な動力性能とそれを活かすためのコントロール性の両立。開発初期よりサーキットテストを重ね”サーキットベスト”という判定基準を担保した。

公道では確認できない領域の高速/高荷重下での扱いやすさの追求が、CBR過去最高の出力とHonda量産車としての機能・耐久性を両立している。新設計のエンジンは、異次元の要求値を達成するためにMotoGPマシンRC213Vと同じボア×ストロークを採用。

エンジン前後長も短縮され理想的な前後輪荷重を実現。過度なピッチングを抑制する重心位置の設定を可能にしている。高出力を受け止めるフレームも上側のクロスメンバーを不要とする新構造とし、剛性の最適化と軽量化を達成、加減速時の安定感と旋回時の接地感を向上させている。

空力特性も徹底的に磨き抜かれた。デザイナーはクラス最小のCd値達成を念頭に、スピードを阻害する一切の要素を排した。デザインと空力解析のプロセスは密に連携し、新型FIREBLADEにはウイングレットが備わった。ここから生じるダウンフォースが、加速時のウィリーを防ぐだけでなく、低速から超高速域までの操安性を高めている。

新たな伝説を生み出す準備が整った。

とHondaHPに記載されている!!!!

まさか・・・・・・・