梅雨や秋雨といった雨の季節はもちろんですが、ゲリラ豪雨や天候の急変に備える意味で雨天走行の基本的な注意点をご紹介。
・レインウエアを携帯
・急な操作をしない(急ハンドル、急加速、急ブレーキ)
①スリップの原因となる急な操作をしない
急ハンドル及び急な体重移動、急加速、急ブレーキ(急なエンジンブレーキ)は厳禁です。バイクの接地面積は前後それぞれ名刺1枚分程度といわれているため、わずかなスペースで雨水を排水しながら路面をグリップしており、ちょっとした急な操作でグリップを失いやすく、スリップしやすいです。このため、急ブレーキを回避するのに、いつもより早めのブレーキも必要です。
②速度は下げ、路面の危険に目を凝らす
路面の危険をいち早く見つけ、走行ラインを変えて避けることも必要です。いつもより速度を下げ、車間距離いつもより多くとる必要があります。
濡れた路面の危険の代表格は横断歩道や道路標示の白線・黄線、マンホールやジョイント部のような鋼材部分といった摩擦が少ない部分。こうした路面を通過時には速度を下げ、なるべく車体は立てた状態で通過しましょう!!
③水たまりでのアクセル操作
走行速度が高い状態で水たまりに突っ込むとハイドロプレーニング現象(リヤタイヤが浮く)を起こしハンドルが振られる恐れがあります。水たまりは避ける又は、速度を落として通過しましょう。
バイクを購入検討されている方、また、購入検討されている人が身近にいる方へ!!
雨天走行のリスクを低減してくれるバイクが増えております。
・走行モードが付いている(レインモード)
パワーを抑え、安全に乗れるモード設定で路面に合わせた走行が可能。
・トラクションコントロールを装備
スロットルのを開けすぎて過剰な駆動力を与えたり、滑りやすい路面によって後輪がスリップするのを防ぐ
・ABS装備
急制動時などでタイヤのロックを防いでくれる安全装置
二輪を愉しむために安全な走行を心がけて楽しみましょう!!