仙台市内は道路の雪も解け、日中はバイクに乗れそうな天候になっております。ただし、寒波が来ているらしいので、油断しないようにご注意ください。
寒くて乗らないという方も本日の内容はオイル交換に関してですので、予備知識として覚えておいて損はないですよ!!
まず、エンジンオイルは、主成分となるベースオイルにさまざまな化学物質を配合し、作られております。
ベースオイルは大きく分けて3種類。
①100%化学合成油
②部分化学合成油
③鉱物油
①化学合成油は潤滑油にふさわしい性質を持たせるため、化学的に合成。低温から高温まで、常に安定した高い性能を発揮。高性能に比例し、ややコスト高。
②部分化学合成油は100%化学合成油と鉱物油をバランスよく配合。性能とコストパフォーマンスのバランスがとれている。
③鉱物油は原油を蒸留した重質油を精製した、ベースオイル。熱に対してあまり強くないため、酸化しやすく、温度に対する粘度変化も大きい。低コスト。
エンジンオイルの役割とは、
①潤滑作用
シリンダーとピストンなど、金属同士が触れ合って生じる摩擦。オイルは油膜を作ることで、摩擦を減らし、焼き付きや摩耗を防ぎます。
②洗浄作用
循環することで、カーボンや不純物などを洗い流し、エンジン内をきれいに保ちます。
③密封作用
シリンダーとピストンの僅かな隙間を埋め、爆発のエネルギー漏れを防ぐ。
④防錆作用
エンジン各部の金属表面に薄い膜を張り、腐食やサビの発生を防いでエンジンを守ります。
⑤冷却作用
エンジン各部を冷却し、オーバーヒートやピストンが焼き付いたり、破損しないようにします。
これらの役割がエンジンオイルにはあり、オイルは走るごとに初期性能が低下するので、定期的に新しいオイルに取り換える必要があります。
無交換の方は、お早めに交換をお勧めいたします。
交換していないと、ピストンが膠着し、焼き付きが起きたり、金属腐食により燃費が悪くなるなどのトラブルの原因になります。
注意点:エンジンオイルは走行距離が少なくても劣化します。
オイル交換の頻度は初回は1,000km 以後3,000km毎に交換をオススメしております。また、オイルの汚れなどを取り除く役目のオイルフィルターも2回に1度交換をお勧めします。
距離を走らない方でも半年に一度交換いただくコトをお勧めいたします。
また、オイル交換を自分でやるという方も注意点がございます。
オイルの量が規定以下、または規定以上の場合は各パーツに負担がかかり、エンジントラブルの原因になります。
ホンダドリーム仙台六丁の目では、お客様に合ったエンジンオイルをオススメしておりますので気になる方は、お気軽にご相談お待ちいたしております。